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鈴木愛が日本勢9年ぶりの平均ストローク1位 トップ10は5人入れ替わり【2018年スタッツ振り返り】

鈴木愛が日本勢9年ぶりの平均ストローク1位 トップ10は5人入れ替わり【2018年スタッツ振り返り】

所属 ALBA Net編集部
牧野 名雄 / Nao Makino

配信日時:2018年12月13日 18時02分

日本勢9年ぶりの平均ストロークNO.1に輝いた鈴木愛
日本勢9年ぶりの平均ストロークNO.1に輝いた鈴木愛 (撮影:米山聡明)
今年も様々なことが起こった国内女子ツアー。2018年シーズンを記録とスタッツを見ながら振り返っていきたい。【平均ストローク編】

笑顔も一等賞! 鈴木愛、朗らかスマイル写真館

今年の平均ストローク【(ストローク数×72÷コース所定パー)÷ラウンド数】部門では、「70.1052」を記録した鈴木愛が自身初の1位を戴冠。2016年にイ・ボミ(韓国)がマークした「70.0922」に次ぐ歴代2位で、09年の横峯さくら以来、9年ぶりに日本勢がこの部門のトップに立った。

前半戦では11戦中4勝と圧倒的な強さを誇り、前半戦終了時点では平均ストローク「69.4673」をマークした。前人未踏のシーズン“60台”が期待されたが、後半戦では手首痛などの影響もあってやや失速。結局、後半戦での最高順位は最終戦の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」での3位タイと、ツアー通算10勝目は来季以降に持ち越しとなった。

リコーカップの最終ホールでは、パー以上で上がれば、先述のボミを超えて平均ストローク史上最少記録樹立という大一番だったが、まさかの3パットボギー。目前で偉業達成はならず、結果的にこのボギーでプレーオフ進出も逃した。消化不良のシーズン後半戦。この苦々しい“バックナイン”を糧に、来季はさらなる飛躍を狙う。

また、今年は上位の勢力図にも変化があった。16年→17年の同部門では2人が入れ替わっただけだったが、今年は半数の5人がトップ10から陥落。とりわけ、前年7位の笠りつ子は「71.9897」の35位と大幅にダウン。賞金ランキングも52位に低迷し、8年間守り続けたシード権を喪失するなど失意のシーズンとなった。

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