ドレス姿が美しい! 笠りつ子の特選フォト【写真館】
2012年から賞金総額が増額し続けている国内女子ツアー。今年のシード権獲得ラインも、過去最高の2300〜2400万円になると予想されている。ただし、今シーズンは優勝者が一部に集中しているだけに、2300万円前後になるのではというのが現場の声だ。今年は勝みなみ、小祝さくら、新垣比菜ら黄金世代の面々に加え、有村智恵、酒井美紀といった復帰組がすでにシードを決めており、大幅なメンバーチェンジも予想される。
伊藤園レディスの上位勢では、優勝した黄アルム、アン・ソンジュ(ともに韓国)、永井花奈、青木瀬令奈、鈴木愛らシード当確組の名前が目立ったが、その中でもシード復帰を狙う34歳のベテラン・佐伯三貴が存在感を発揮した。トータル9アンダーで6位タイに入り、賞金330万円を加算。シード圏内の賞金ランク45位(約2392万円)に浮上し、来季のシード権をほぼ手中におさめた。
来週は総額1億円の高額賞金大会なだけに、大逆転でのシード入り、またはその逆も大いに考えられる。47位の香妻琴乃、50位の大里桃子は今季優勝者に与えられる資格で来季の出場権を持つが、賞金シード権は獲得に至っていない。
また、木戸愛、大城さつき、藤田さいき、笠りつ子、渡邉彩香ら現シード選手や、一ノ瀬優希、金田久美子、原江里菜らシード返り咲きを図る選手たち。さらには初シードを狙う安田彩乃らも加わり、ボーダーライン上で火花を散らす。これまで数々の笑顔と涙を見届けたエリエールGC松山で、今年はどんなドラマが誕生するだろうか。