試合の表彰式では、昨年まで自らが来たジャケットを羽織り、笑顔で優勝を喜ぶソヨンの姿を目の当たりにし、「いつかは来てしまうこと。でも来年以降、また着せられる側になりたいと思いました」とタイトル奪還も強く意識した。
「今季中にあと1勝は挙げたいです」と、今後の目標について話した畑岡。さらにこの先には、“日本のエース”として活躍が期待される2020年の東京五輪も待っている。「あっという間にあと2年。これからは世界ランクがより重要になるので、1試合1試合大事に戦いたいです」と改めて出場への意欲を口にした。来週は韓国で行われる国別対抗戦の「ULインターナショナル・クラウン 」(10月4日開幕)に“日本代表”の一人として出場。ソヨンも韓国メンバーに名を連ねるだけに、まずはそこでのリベンジを期待したい。(文・間宮輝憲)