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谷口徹「勝つ気があるのかと思ってしまう」【ゴルファーのことば】

常に真剣勝負に身を置き、戦いを続けるゴルファーたち。過酷な環境でクラブを振っているからこそ出る力強い名言、ウィットに富んだジョーク、そしてちょっぴり天然な迷言たちがある。そんな“ゴルファーのことば”を紹介。

配信日時:2022年2月13日 15時00分

「勝つ気があるのかと思ってしまう」

2018年の国内メジャー「日本プロゴルフ選手権」を制した谷口徹。ツアー通算20勝目は、50歳92日で、ジャンボ尾崎が持つ49歳109日を更新する大会最年長優勝記録だった。

首位の藤本佳則と1打差の2位から最終日を出た谷口。一進一退の攻防で藤本が1打リードで18番(パー5)を迎えた。パーで終えた藤本に対して、谷口は5メートルのバーディパットをねじ込んでとらえた。プレーオフに入ると2ホール目にバーディを奪った50歳が、6年ぶりに優勝を手にした。

02年、07年と2度の賞金王を獲得した谷口は、加齢とともに若手との飛距離の差を感じるようになる。16年には一念発起して筋力アップのトレーニングを取り入れ、1発の飛距離は出るようになったが「柔軟性が失われた」とスイングのバランスを崩してスコアには結びつかない。苦しいシーズンは賞金ランキング80位。現在は65位までが賞金シードだが、当時は第二シードがあり、かろうじてシードを継続した形になる。

一時はクラブを置くことも考えたというが、若手の飛距離に劣りながらも持ち前のショートゲーム、ショットの精度を生かしたゴルフに原点回帰。「もうチャンスが来ないかと思っていた」と漏らしたが、「休んでもうまくならない。優勝するために試合に来ている」と勝利への執念で復活を遂げた。

優勝会見では若手への苦言も。「若い選手を見ていると、勝つ気があるのかなと思ってしまう。調子が悪かったらダメとか、そんなの関係ない。優勝するために来ている。(パットを)入れなきゃいけないときは、入れなきゃいけない。どんな手段でもパーをとらないといけない」。技術があるだけでは優勝できない。優勝への執念が必要という。その言葉どおり50歳は背中で見せた。

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