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【ジャパンゴルフツアー選手会通信 第4回:こんな状況だけど… 選手会長が掲げる理想は「ファンとの距離が近い試合をつくりたい」】

【ジャパンゴルフツアー選手会通信 第4回:こんな状況だけど… 選手会長が掲げる理想は「ファンとの距離が近い試合をつくりたい」】

配信日時:2020年10月21日 12時00分

■就任早々のコロナ禍 会長として主催者への対応にも奔走

記者「ここから再び時松会長にお聞きしていきたいと思います。就任してまもなく、ゴルフ界もコロナでストップしてしまいました。いろいろと大変だったのではないでしょうか?」

時松「はい。私は福岡に住んでいるので、なかなか東京に行くのが難しい状況になってしまいました。そのため行事などヘの出席については、池田、小鯛両副会長をはじめとする選手会理事の方々に協力をいただきました。私自身としては、1月29日に都内にある旧高松宮廷で、『高松宮妃癌(がん)研究基金』へのチャリティ寄贈式に出席したのが公での初仕事でした」

記者「そのときは確か日帰りでしたよね。しかし、そのような行事もコロナ禍でなくなってしまい、試合もなくなってしまい…」

時松「はい。そのため、中止や延期となったレギュラーツアー、AbemaTVツアーの主催者様や特別協賛社様には、まずご挨拶のお手紙を出させていただきました。本来であれば直接ご挨拶に伺えたら良かったのですが、コロナ禍の影響でそれも出来ませんでした。」

――

年間25試合を予定していたジャパンゴルフツアーですが、国内開幕戦の「東建ホームメイトカップ」から9月に行われた「フジサンケイクラシック」までのあいだ、さらにはすでに中止や延期となってしまった秋の大会の主催者への対応も行ってきました。「各大会事務局にも協力をお願いして、皆さまにこれまでの感謝と今後の変わらぬ支援をお願いしました」(池田)。選手会はその様な活動を地道に続けてきました。

今季の残り試合は限られていますが、来年の大会開催について、時松選手は会長としてどのようなことをしていきたいのか。池田選手は会長就任時に「試合数を増やしたい」と公約しスポンサー営業も積極的に行いました。石川選手はファン層の拡大を掲げ、様々なアイデアを実行に移しました。では時松会長は何を目指すのか。

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