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【ツアー小ネタ集】ダンロップフェニックストーナメント

男子ツアーの会場で見つけた、ギアや選手のプライベートなどに関する小ネタをお届け!

配信日時:2019年11月21日 15時13分

<目次>

■等身大のパネルに違和感なし! 稲森佑貴

■昨年覇者が語る 海外選手との明確な差

■佐藤大平が明かす松山英樹の温かみ

等身大のパネル? サイズ的に違和感なし!? 稲森佑貴

パネルとパシャ 照れる稲森さん

パネルとパシャ 照れる稲森さん

今大会、キッズハイタッチエリアとして、130センチ以下の子どもが入れるゾーンが4カ所設置されている。その入り口に、130センチのラインを示す看板があり、ダンロップ契約プロ4人がモデルになっている。1番ティが稲森佑貴、パッティンググリーンが出水田大二郎、10番ティが秋吉翔太、18番グリーンが松山英樹だ。

そこで稲森に自分の写真との記念写真を撮らせてもらった。

「あっ、こうやって使うんですか。始めてみました。なんか、自分のパネルと一緒に写真を撮るのって変な感じですね」

ちなみに、パネルは等身大サイズではなく、縮小されているが、ほかの3人が大きいため、稲森が、サイズ的に一番違和感がなかった?

海外選手との差をピンポイントに指摘 市原弘大

初日は今年の全米オープンチャンプのゲーリー・ウッドランドとラウンド。お互いにナイスショットしたホールで歩測したら31ヤードの差があったという。

しかし、一番の差は200ヤードぐらいからのショットだという。

「まるでショートアイアンで打っているかのような球の飛び方をするんです」

ボールの高さや正確性のことを言っているのだろう。

「こっちはグリーンに乗せるのがやっとのところで、向こうはバーディチャンスにつけますからね。そりゃあ4日間やったらかなりの差になりますよ」

と、ある意味、日本選手と海外選手の差がどこにあるのか、ピンポイントで言い当てているような気がした。

佐藤大平が明かす松山英樹の温かみ

昨年の下部ツアー賞金王でありながら、今大会に出場できなかった佐藤大平。ウエイティング3番目だったが、下りてこず、この日は松山英樹のギャラリーとなった。

「今週はずっと食事も一緒にしていますからね。よく面倒を見てもらっているといいますか、ボクらにとっては、本当に情の厚い、やさしい先輩なんです」

と佐藤。

松山のいいショットには拍手を送るなど、2学年先輩を応援していた。この日一度、戻り、カシオには日曜日から入る予定。

いいイメージを持って、自身にとっての最終戦に臨む!

丸ちゃん仕込みのバンカーショットで上位浮上! 木下稜介

2週前の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」3日目終了後、丸山茂樹にバンカーショットを教わったというのは、現在賞金ランキング37位とキャリアハイのシーズンを送っている木下稜介。

「バンカーショットといえば、丸山さんじゃないですか。思い切って、今度教えてくれませんかとお願いしたんです。すると、『じゃあ今やろうか』と。40分ぐらい教えてくれました。自分は砂を厚くとっていたのですが、それじゃあだめだと。できるだけ薄くとってスピンをかけたほうがいいと言われました」

その際、ダウンスイングで右肩が下がっていると指摘された木下。そこを注意した結果、ショットもよくなったという。予選ラウンドを終えてトータル3アンダーで5位タイにいるのは、まさに丸山効果だというが、今回上位に入れば、まさにプライスレスなレッスンだったといえるだろう。

夢のダブルス戦はプライスレス? 星野陸也

前週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」を首痛で欠場した星野陸也。今週はホストプロということで、無事に出場できてホッとしている。実は、練習日に松山英樹、中嶋常幸、堀川未来夢とラウンドしたという。その際、松山・中嶋組対堀川・星野組でダブルス戦を行った。

「今以上に首を痛めたくなかったし、ほぼほぼフルスイングできなかったので、戦力になれなかったんです。堀川さん一人で戦ったようなものですから、負けちゃいました」

それでも、おそらく今後二度とないメンツでの練習ラウンドに満足げな表情を浮かべていた星野。プライスレスなラウンドになったことは間違いない。

賞金王を悩ませる“カッパ問題” 今平周吾

一日中雨が降っていた2日目、今平が抱えていたのが“カッパ問題”だった。

「基本的に、引っ張られる感じがするので、長袖はきたくないんですよ。だから、できるだけセーターやカッパは着ないようにしています。でも、今日はさすがに寒かったので、半そでのカッパを着てプレーしました。それでも、やっぱりスイングのじゃまになるというか、気になりました」

前日は、長袖のダウンジャケットをはおり、ショットのときだけ脱いでいたが、2日目は雨なので、さすがにそれはできない。後半、ボギーを叩くと、ついに、カッパを脱ぎ始めた。

「ティショットが曲がっていたし、脱いだほうがいいかなと……。でも、結局曲がってしまったので、その後のホールではカッパを着てプレーしました」

この時期、今平にとっては非常に大きなカッパ問題だった。

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