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【特別インタビュー】永久シードまで4勝 池田勇太を徹底解剖!

今年の「ミズノオープン」優勝で21勝を達成。5年連続8度目の「全英オープン」出場を決めた池田勇太。 永久シード達成まで残り4勝、その強さはどこにある? 学生時代から、圧倒的なデビューを飾ったプロ転向直後の秘話、キャディとのこぼれ話などなど徹底解剖! あんな話やこんな話まで、池田勇太の素顔に迫ります!

配信日時:2019年7月18日 12時38分

我が人生に悔い無し、でも『満足しないまま死ぬんですよ』 この先に目指すものは?【現在・未来編】

2019年の「ミズノオープン」で優勝。今年もまた勝ち星を挙げ、その数通算21勝となった。周囲から注目されるのは、やはり25勝の『永久シード』。池田勇太本人は、自身の今後についてどんなビジョンを持っているのだろうか。

■#1.去年・今年は“ハード”なサイクル

Q.今年は序盤のミズノオープンで1勝。5年連続で全英オープン出場も決めたが、改めてどんなシーズン?
「去年から今年というのは、世界ランクで見るとある意味で辛い時期。16年に賞金王になって、そこから積極的に海外に行くようになったけど、あのときは自分の中でブランクのようなものがあったからランキングもボンボン上がっていったし、海外に行くチャンスもあった。

17年の最初はそれなりにできたけど、ランクが上がった次の2年間はどうしても下がりやすい。だから、今年はそれを上げていかなければというのがどうしてもある」

Q.来年の東京五輪出場に向けても、世界ランクが重要になりますね
「16年のリオ五輪は、オレと(片山)晋呉さんにしか語れない。もちろんまた出たいですよ。世界ランクを上げないといけないのは、そういう所もある。

そういう意味ではつらい年なんだけど、ミズノオープンで勝てた。あのコースは心を打たれるものがあった」

■#2.“自分を試したい”と挑んだ末のミズノオープン優勝

19年「全英オープン」にて

19年「全英オープン」にて

Q. ザ・ロイヤル ゴルフクラブといえば、8000ヤード超えのモンスターコース
「このコースのなにがそんなに難しいんだろうと、そこに挑戦していきたいなと思った。8000ヤードっていう舞台があるのに、今年は1日だけ(※)。来年はもっと長いセッティングの日にちを増やしてもらって、やっぱりその中でやりたかった。

そこでどういう立ち向かい方ができるのか試してみたかったし、心の底からくすぐられるというか、やってやろうというような感覚。このコースで自分はやれるのかと思える部分がすごくあった。それが結果として優勝だった」
(※今年は4日間のうち、8000ヤード超えは3日目のみ。ちなみに池田は、予選2日間と最終日、飛ばし屋のチャン・キムと同組で回った)

Q.ミズノオープンの優勝で、5年連続の全英オープン出場も決めましたね
ミズノオープンで勝ったときにも言ったと思うけど、今年はもうメジャーには出られないのかなと思っていた。今年は海外にさほど多くも参戦できなかったし、貴重な海外での1試合で、しかもメジャー。ここで勝って、全英オープンに自信を持っていきたいと思った。メジャーに出ることは、バロメーターになるかと言われると不思議だけど…出たいという気持ちがあるほうが、やっぱり頑張れる」

■#3.先のことなんてわからない、それを作るのが楽しんだ

Q. 32歳で20勝達成(18年「ダイヤモンドカップ」)は、日本ツアー歴代3番目の若さ。自分のプランの上では早かった?それとも遅かった?
「早いか遅いかは、自分でもわからない。選手会長をやっていなかったらもっと早く勝てたかもしれないとか、そんな事を考え出したら切りが無い。それはもうナシ、我が人生に悔い無しです」

Q.ちなみに、ジャンボさんが25勝を達成したのが35歳224日。そこは意識している?
「全然意識はしていない。もしそれを塗り替えることができたら、それはもう最高に幸せなんだろうなと思うけど、それはその時にしかわからない。だって、自分が20勝した時のことなんて人生で考えてもいなかった。

25勝したときに、どの試合でどの場所で、どんな顔をしているのかなんてわからない。それを作るのが楽しいんだ」

■#4. 25勝したらちょっとお休みしようかな…なんて、夢のまた夢?

Q.では、プロゴルファーとして“これを成し遂げたい”というものはありますか?
「ただ猛然とやってみたいなと思うものはある。メジャーで勝ってみたいとか、日本ツアー以外で勝ってみたいとか、そういうのは誰しも多分持っている。ただ、客観的に見てしまうのかな…あまり“これを成し遂げたい、目標にしたい”ということを考えない自分がいる。

プロになってからずっとそうなんですけど、目の前のものをこなしていくというのがずっとあって。たとえば、この試合に勝ちたい、ここに照準を絞ろうとか。最近なら、永久シードを獲るために、あと4勝をこの1、2年で必ず獲ろうとか。自分の中で考え方を変えなきゃいけないのかなと思うときもある。

目標とか夢とか、聞かれると困るんですよね。自分のゴルフに満足したくないんだろうなと、考えるほど色々出てくる。優勝争いをしているときは、こんなに楽しくて気分がいいことはない。それは、勝つか負けるかしかないからだよ」

Q.でも、だからこそ結果がついてきたというのは?
「どうなんだろう、それは皆が思ってくれればいいかなと思いますね。人生に悔いはないけど、満足はしていない。どうせ満足しないまま死ぬんです。それはわかってるんです、そういう家系なので(笑)」

Q.“もっともっと”と、上が見える?
「そうかな。自分が何をしたら満足するのかと考えたら、もうこれでいいと思うことは一生ない。冗談で、『25勝したらちょっとゴルフをお休みして、他の仕事をしようかな』なんて夢をみることはあります。で、40歳くらいになったら復活しようかなとか。

でも、25勝挙げたら次は鼻息荒く『次は30勝!』なんて言い出すんですよ。きっと、それが僕なんです」

<目次>
■学生時代編:嫌なことがあると、一晩中塩釜で…ちょっとホロ苦い青春時代?
■プロデビュー編:いわゆる“ゾーン”に入る瞬間って?怒濤の3シーズンを振り返る!
■こぼれ話編:ハウスキャディ選びは“アレ”の良さが大事!海外での試合中、ちょっと意外な特技も発覚?
■苦節の年編:毎年優勝しながらも、やっぱり苦しかったのはあの1年
■現在&未来編:『満足しないまま死ぬんですよ』池田勇太がこの先に目指すものは?

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