【写真】宮里藍 サントリーレディス アマプロのフォトギャラリー
細かい状況などは発表されていないが、関係者の話をまとめると、片山はプロアマ戦の途中に自身の練習を優先し、参加者はそのことに激怒したという。6日(水)の日本ゴルフツアー機構(JGTO)による発表では、すでに当事者からの聞き取りは終えているものの、さらに聴取の範囲を広げて事実関係を確認した上で、片山に対する懲戒・制裁の要否などを決める。
この報を受けて原田副会長は「女子のほうでもそういった問題は多少あります。全然ないということではありません。ただし、その都度LPGAも対応して、選手にも指導しています」。また主催者を通じてアンケートを行い満足度を調査しているプロアマもあるといい、「近年は満足している、と評価をいただいています」。続けてその理由を説明する。
「新人セミナー(プロテスト合格者やTP単年登録者が数日に渡ってプロゴルファーに関わる様々な講義を受けるもの。12月に行われる)でも、日本航空関係の接待マナーに関する方を講師として招いて指導してもらっていますし、今年のTポイントレディスのプロアマでは、実際にその先生に前夜祭からプロアマまで見ていただき、気になった点を中京テレビ・ブリヂストンレディスで“もっとこうしましょう”とフィードバックしていただきました。(片山の件を受けて)改めて注意喚起をする、とまでの話にはなっていません」という。
片山の状況のような、プロアマ中のパター、アプローチの練習についてはLPGAでも禁止していないが、「当然そういうときもお客さんを待たせたりと不快にさせてはいけません。Tポイントのときに講師の方に見ていただいた限りでは、そういった人はいなかったと報告を受けています」と話す。