国内男子メジャー第1戦「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」が茨城県にある宍戸ヒルズカントリークラブを舞台に4日(金)開幕を迎える。今季メジャー初戦に挑む石川遼はこの日、開催コースの宍戸ヒルズカントリークラブで練習ラウンド。最終調整とコースのチェックを念入りに行った。
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この日のラウンドで石川が特に意識していたのがスイング中のワキの締め方。「今週は両ワキを締めるイメージでやりたいと思います」米国でプロコーチのマイク小西氏に教えを受け、帰国後にはジャンボ尾崎から左ワキが特に重要という助言をもらった。ここまで国内4試合ではショットが安定せず苦しんだが、ワキを締めるというチェックポイントを強く意識したことでここに来て好感触を得ている様子。「いい手応えなのでものすごく明日が楽しみです」とショットに自信をのぞかせた。
例年に比べ開催が約1か月早く、芝が伸びていないためラフの深さは昨年ほどではないものの、「芝が多くて重い。ラフは難しいです。他のコースに比べてバーディがとりやすいホールは少ない」とメジャーセッティングが施された難コースを警戒した石川。4日間でアンダーパーを目標に掲げ今季初のメジャータイトルに挑む。初日は池田勇太、上井邦浩と同組で11時36分に1番ホールスタートとなっている。