強い丸山茂樹が帰ってきた。宮崎県にあるフェニックスカントリークラブを舞台に開催されている、国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」の2日目。
遼、ド派手ウェアで猛チャージ!3アンダー6位タイ
初日をイーブンパーの23位タイで終えていた丸山茂樹は、出だしの1番、2番を連続バーディで立ち上がると、続く4番、7番と2つのパー5でも確実にバーディを奪い上位に浮上。中盤連続ボギーでスコアを落とすも、そこから2つのバーディを奪いトータル3アンダーの6位タイで予選ラウンドを終えた。
極度の不振により今季の米ツアー撤退を決め、国内ツアーで奮闘を続けている丸山。「一番の課題であったティショットについては80%回復してきてますので。飛距離の問題はともかく狙ったエリアにきちんとティショットをおさめて。その辺は大分自分で思うようになっている。非常に良い状態だと思います」と、米国でのストレスから開放されここにきて徐々に本来の調子を取り戻しつつある様子。ギャラリーとたわむれ笑顔をみせる余裕もでてきており、良い精神状態でプレーができているようだ。
「優勝も狙わなければならないのですが今は楽しんでやりたいですね」米国ツアー3勝を誇る“笑顔の暗殺者”の復活も近い。