3月6〜8日の日程で行われている「ジャパンゴルフフェア2026」(パシフィコ横浜)。会期2日目の7日にはブリヂストンと契約を結ぶ4選手が、スペシャルトークショーを行った。
会場に設置されたメーンステージに上がったのは宮本勝昌、宮里聖志、宮里藍、川崎志穂。用意されたほぼすべての席が埋まり、立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。そこではまずブリヂストンのゴルフボールが2025年の国内販売数No.1に輝いたというトピックで大盛り上がり。
『ツアーB XS』を使用する宮里藍は、「若干、コアの硬さも感じられ、いいバランス。ショートゲームで使いやすい」と絶賛した。またシニアツアーで3年連続賞金王に輝いた宮本は、「僕はX派ですが、試合によってはXSと使い分ける。グリーンが硬ければXSとか」と円熟味を感じさせるトークを繰り広げた。「年齢が増すも技術ではなくギア。スペックダウンしている段階です。シャフトもS(硬度)を使ってます」という話では、ファンをうなずかせる。
そこからは休日の過ごし方など、プライベートな話も。現在、「料理と投資」にハマってるという宮本は、「ニーサとイデコを始めました。勉強中です」とリアルな告白。すると宮里聖志が「さすが賞金王! 稼いでる」と“合いの手”を入れるなど、ベテランらしいコンビネーションも披露し会場を沸かせた。
また、質疑応答タイムで出た『他のプロの技術で自分の身につけたいものは?』という質問では、選手たちが頭をフル回転させることに。「リディア・コのUT。あの打ち分けができたらあと10勝はできていた」(宮里藍)、「藍さんの全部同じところに打つショット力」(川崎)、「丸山茂樹さんの100ヤード以内。あれは神」(宮里聖志)、「ジャンボさんの100ヤード以内と、あのオーラ。今のゴルフ界にはいない」(宮本)というのが、それぞれが回答だった。
メーンステージでの共演が終わると4人は、すぐにブリヂストンブースに移りトークショーの“第2ラウンド”に突入。プロ同士の交流、気持ちの切り替え方などのテーマについて話し、ここでも集まった多くのファンを盛り上げる“絶口調”の一日を過ごした。
宮里兄妹はイベント終了後、ゴルフフェアが今年で60回目を迎えたことを聞き「すごーい」と声を揃えた。聖志は「昔に比べお客さんがすごく増えてる。ゴルフをする人が増えたということ。60回って…年上やん」と、歓喜と驚愕の声を続ける。そして藍は会場の盛り上がりの理由について、「ギアの進化がすごい。昔はゴルフ界からしか発信されてなかった情報が今はSNSで伝わる。目移りすることも多いですよね」と考えを述べた。
ジュニア育成に尽力するなど、草の根活動でゴルフのさらなる普及も目指している2人。藍がファンに対して「ゴルフを楽しんでもらいたい」という願いを口にすると、間髪入れず兄は「ブリヂストンのボールを1回使って欲しい!」とPRも忘れない。軽妙なトークで盛り上げ役を担う兄と、それに笑顔でつっこみを入れる妹。今年も息のあったかけ合いとともに、ゴルフ界の活性化を目指していく。(文・間宮輝憲)
