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【どこよりも早いスイング解説】ねじれの少ないオンプレーンスイング 若手注目・木下稜介

【どこよりも早いスイング解説】ねじれの少ないオンプレーンスイング 若手注目・木下稜介

配信日時:2017年4月17日 19時48分

注目の若手プロの一人木下稜介
注目の若手プロの一人木下稜介 (撮影:佐々木啓)
男子ツアーが国内で本格開幕。今後の活躍が期待される若手のスイングをツアー通算2勝の谷口拓也が解説する。3人目は昨年のファイナルQT34位に入り、前半戦数試合の出場権を手にした木下稜介。関係者の間では注目されている、25歳のスイングは?

アマチュアも注目!基本に忠実な軸ブレなしスイング

谷口が最も評価したのはスイングのリズム。「もしコースに脚を運んで彼のプレーを見るのならば、リズムを参考にしてもらいたいですね。写真では伝わりにくいですが、とてもゆったりと振っています。これはアマチュアの方にはとても参考になるのでは」。

最近の若手はテークバックで右に大きく体重を乗せる選手が多いが、「アドレスからみても彼はどちらかというと体重配分的に言うと、少し左に多めにしています。右に体重移動せず、中心軸で動かしています。左の肩を低く、前傾をキープしたまま、その場で体を回しているのが特徴」。

「左手とフェースは少しシャットに使いフェースローテーションをせず、スイングの再現性を高めています。あと彼は本当にオンプレーンなスイングですよね。球のねじれが軽減される振りです。少し伸び上がるというか、体が前にいっていしまうことに気をつけているそうです。そのような改善点がマッチしていけばもっといいプレーができるようになるでしょう。本当にオーソドックスで軸ぶれもしないし、その場で振っているプレーヤー。基本に忠実なスイング彼のこれからに注目してあげてほしいです」。

【解説】
谷口拓也/たにぐちたくや 1979年9月17日、徳島県生まれ。03年にプロ入りし、いきなり初シードを獲得。出場32戦目の04年の「アイフルカップ」でツアー初優勝、08年の「サン・クロレラ クラシック」では東北福祉大学の先輩・谷原秀人に競り勝ち2勝目を上げた。
ギアにも造詣が深く、17年からはグローバルゴルフメディアグループの専属解説員に就任。

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