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■ 16番パー3でハッキリと現れた優勝経験者と未経験者の差
最終日の見どころのひとつはハーフターン後の10番。池田が前半に3つ伸ばしたことで谷原13アンダー、稲森佑貴12アンダー、池田11アンダーと混戦状態になっていた。1ホールの間に順位が引っくり返る僅差で迎えた最難関ホール、499ヤード・パー4。ここで谷原はまさかのダブルボギーを叩き、ボギーとした稲森に並ばれ、同じくボギーの池田とは1打差。一気に緊迫感は増した。
そして12番544ヤード・パー5で順位はさらに動く。1打差を追う池田は、ティショットをフェアウェイ左サイドのラフに入れ、2オンを狙うには大きな木の影響でスタイミーな状況となった。だが3番ユーティリティを振りぬくと、大きく曲げたドローボールはピン方向へ生き物のように向かっていき、7mのイーグルチャンスに。これを見事決めきり、豪快なガッツポーズ。一方、稲森はバーディとしたものの、谷原はパーで首位陥落。10番に次ぐ難関ホール、502ヤード・パー4でも池田がスコアを落とさずしのいだのに対し、谷原はボギー。この時点で池田が12アンダー、稲森が11アンダー、谷原が10アンダーと流れが池田に傾いていった。
そしてスコアが動かないまま迎えた上がり3ホール。田島氏は16番パー3が優勝争いに最も影響を与えたキーホールであったと見ている。