当初の目的である地域の活性化や普及活動の芽は出てきているものの、3年目で現実も突きつけられた。ちなみに今週開催のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンだが、2014年は3日間で1万7503人、2015年も同1万5274人と、集客面では成功を収めている。過去には宮里藍がアマチュアで優勝し、確かに認知度は十分すぎるほどの大会だが、裏側では同大会もこども病院を慰問するなど地元との密着を大切にしてきた。ダンロップ・スリクソン福島オープンも同じ道を歩む構えだが、一方で早急にJGTOをはじめ関係各位が同大会を支えていかないと、いずれ息切れしてしまうのではと心配するのは大げさだろうか。
地元・宮城での開催を楽しみにしている人の思い、そして宮城での大会のように羽ばたきたいと願う福島の人や関係者の思いを乗せ、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンは9月23日(木)にティオフを迎える。