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22歳の今平周吾、片山の前に力尽きる「スキがなかった」

22歳の今平周吾、片山の前に力尽きる「スキがなかった」

配信日時:2015年9月13日 19時07分

今平周吾、最後まで粘りを見せたが百戦錬磨の片山の前に散った
今平周吾、最後まで粘りを見せたが百戦錬磨の片山の前に散った (撮影:福田文平)
片山晋呉インビテーショナルネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯 準決勝◇12日◇恵庭CC(6,988ヤード・パー72)>

 「スキがなかった」。準決勝で片山晋呉と対戦した22歳の今平周吾は、終始リードを許しながら最終ホールまでもつれる粘りを見せたものの2ダウンで敗戦。最後は3パットで力尽きた。

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 序盤は圧倒された。3番ではティショットを曲げてパーを拾うのがやっとだった今平に対し、片山がバーディ。続く4番パー3は今平がティショットで1メートルにつけるも、先に10メートルから打った片山にバーディパットをねじ込む。5番では片山がチップインバーディを奪うなど2ダウンとリードを許した。

 それでも、6番は片山のボギーで取り戻すと、7番では約3メートルのスライスラインを読みきり連続アップでオールスクエア。控えめなガッツポーズに気合いをのせた。だが、9番で片山が3打目をピンに絡めてバーディとしリードを許してバックナインを迎えると、後半は互いに攻め手を欠いて1ダウンのままドーミーホールの最終18番。

 セカンドは右ラフから。手前池の上に切られたピンを狙うにはリスクがあったが「いくしかない」。しかし、ボールはわずかにキャリーが足りず傾斜でピンから離れていった。最後は上りのバーディパットを打ちきれず1.5メートルを残し、パーパットはカップに蹴られて終戦。最後まで攻めの姿勢は見せたものの「ショットはそこまでひどくはなかったけど、もうちょっとパターが入ってくれれば」とグリーン上の足踏みがそのまま敗戦につながった。

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