高知県にあるKochi黒潮カントリークラブを舞台に開催中の国内男子ツアー「カシオワールドオープン」の3日目。トータル1オーバー17位タイからスタートした石川遼は3バーディ2ボギー1トリプルボギーの“74”と崩れ、スコア2つ落としトータル3オーバーの42位タイに後退した。
石川遼の1打速報で3日目を振り返る!
3日目のラウンドを終えた石川の顔には疲労が色濃く浮かんでいた。この日は序盤こそ4番でバーディを先行させるなど良い流れをつかみかけたが、6番パー4で残り1.5メートルから3パットを喫すると、さらに難関8番パー3もボギーとし前半スコアを1つ落として折り返す。
そして後半に入り、出だしの10番パー5をバーディとした石川に11番パー3で“悪夢”が訪れた。「やってはいけないスイングをしてしまった」そう振り返った石川のティショットは出球から右に飛び出すプッシュアウト。さらにバンカーに飛び込んだボールは目玉の状態になっていた。石川がそこからホールアウトするのに費やしてた打数は“5”。“悪夢”のようなトリプルボギーで一気にスコアを後退させてしまった。
幸か不幸か11番のミスショットによって自分のスイングを取り戻した石川は残り7ホールを1アンダーにまとめたが、結局11番のトリプルボギーが大きく響きトータル2オーバー。順位も42位タイまで落とし、最終日はインの8時35分スタート、いわゆる“裏街道”でラウンドすることになった。