象徴的だったのが松山が連続ボギーを叩いた前半の5番、6番だ。5番では松山がグリーン左から寄せに失敗したのに対し、ドナルドは約10メートルを放り込んでバーディ。6番パー3ではドナルドは2メートルの微妙なパットを決めてパーを拾ったが、松山は3パットのボギー。「本当にイージーなところからミスをしている。練習しているのに何やってんだろうって思った」とグリーン周りで露呈した世界との差に肩を落とした。
だが、松山自身は納得しなくとも悪いなりにトップとは3打差にとどまった。「上にいくことが賞金王にもつながると思うので、少しでも上にいきたい」。この日の屈辱は最終日にドナルドとの最終組対決で晴らしてみせる。