だが一旦ゴルフを離れれば素顔は朴訥とした普通の20歳。1つの目標としていたアジアンツアーでのシード権には「嬉しい」と目を輝かせたものの、高額賞金も副賞のパナソニック製品一式にもピンときていない様子で「マッサージチェアはうれしいですね」とおよそ20歳とは思えないコメントで周囲を笑わせた。
今大会には自宅のある四日市市から両親が車で応援に駆け付けた。「両親もいきなり高いものを買っても喜ばれないと思うので、一緒に帰って家で祝いたい」。童顔の感覚派ショットメーカーはいつも通りひょうひょうとした素顔で帰路についた。