兵庫県にある東広野ゴルフ倶楽部を舞台に開幕した、国内男子ツアー「アジアパシフィック パナソニックオープン」の初日。先週優勝の藤田寛之が、7バーディ・ノーボギーで回り、首位とは2打差の7アンダー2位タイにつけた。
“62”をマークした池田勇太が単独首位!「4度目の正直」
「今日は今年一番っていうぐらい、パットが入ってくれました」という藤田。前半で4つ、後半3つと計7つのバーディを量産。難しいと思っていた東広野だけに、「グリーンが止まるので、ミスがミスになりにくい。柔らかいので、スコアは伸びていってしまう」と戸惑いはあったが、しっかりスコアを作ってみせた。
先週の「ANAオープン」で自身初の年間3勝を達成。40代で年間4勝を挙げれば青木功、尾崎将司に続く3人目の偉業となる。だが藤田は「始まったばかりなので、3日目終わってこの状況なら…」と冷静にコメント。「(記録については)あまり意識しないで。世界ランキング(を上げること)が自分の軸なので、そこをやっていければ夢につながると思います」と、あくまで自らの目標に向かっていく思いを話した。
【初日の順位】
1位:池田勇太(-9)
2位T:宮本勝昌(-7)
2位T:小田孔明(-7)
2位T:宮里優作(-7)
2位T:藤田寛之(-7)
2位T:山下和宏(-7)
7位:キム・ドフン(-6)
8位T:近藤共弘(-5)
8位T:上平栄道(-5)
8位T:野仲茂(-5)