ISPSの大会といったらこれ
賞金総額は200万ドル(約2億3700万円)で欧州ツアーから83人、日本ツアー41人、招待選手8人の計132人で行われる。優勝者は2023年シーズンの残りと24年からの2シーズンの出場権を獲得する。
欧州ツアー51カ国目の開催となる本大会。欧州のみならず中東、アフリカ、アジア、オーストラリア、そしてPGAツアーの米国と、世界のあらゆる場で開かれている同ツアーの来日は、新たな門戸を開くステップとなる。
ISPSは10年にわたり欧州ツアーのスポンサーを務めてきており、半田会長はここに対しても信頼関係を強調。また、「ワールドランキングの高い試合を日本でやりたい」と、国内ツアーにおける同ランキングのポイント加算が、今年8月から低くなった現状に少しでも刺激を与えたいとした。
ISPSといえば大会開催時に無料でお弁当を配り、イベントを行うといったエンターテインメント性の高い大会を開いてきたが、今回は主催が欧州ツアーであるため、「好き勝手はできないけど、できるだけ楽しいものにはしたい」と意欲的だ。「どれだけ費用がかかってもやり遂げる」と、円安の現在では運営費からなにから高額になるが、半田会長は自信を見せる。