ツアー通算3勝を挙げている浅地洋佑が、きょう5月24日に29歳になった。今季、国内開幕戦では髪の毛をグリーンに染めて登場した。昨年の「マイナビABCチャンピオンシップ」では髪の毛を赤く染めて優勝。過去に茶、金、銀、グレーなどのカラーを試しており、「次は緑」と宣言通りのプランだった。

浅地洋佑のヘアカラーに注目　今季の国内開幕戦は緑色でした【大会写真】

石川遼は杉並学院高校の2学年先輩にあたる。高校2年時に出場した2010年の「ダイヤモンドカップ」では2日目を終えて2位につけたことで話題となった。11年のQTで11位に入り、高校生でプロ宣言。12年には下部ツアーで当時の最年少記録となる19歳14日で初優勝を挙げ、レギュラーツアーのシード権も手に入れた。

しかし、その後は長い低迷期間が続く。まさかのシード落ちから5年。徐々に調子が上向き出す。17年に賞金シードに復帰すると、18年も「関西オープン」で4位に入るなどシードをキープ。翌19年の「アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ」でレギュラーツアー初優勝。同年は、「ANAオープン」でも逆転でツアー2勝目を果たすなど、まさに飛躍のシーズンとなった。

21年は春先から3試合連続最終日最終組を回りながら、勝ちきれずにいたものの11月の「マイナビABCチャンピオンシップ」で逆転勝利。ツアー3勝目を飾った。

今季は「メジャータイトル奪取」を目標に掲げている。オフには4日間安定したプレーができる体力づくりをテーマに、トレーニングに打ち込んできた。飛距離も少し伸びて、295ヤードをキープしているそう。開幕時は緑だった髪色は、いまは昨年優勝時の赤へと戻した。20代最後の年に国内メジャーを獲りたい。