ボールが痛そう… 飛ばし屋、チャン・キムのドライバースイング【連続写真】
韓国で生まれ、2歳の時に米国ハワイへ移住。12歳からゴルフを始め、名門アリゾナ州立大学で腕を磨いた。10年のプロ転向後は欧州やアジアを転戦。日本ツアーには15年から参戦し、17年の「ミズノオープン」で初優勝。「セガサミーカップ」、「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」も制し年間3勝、賞金ランキング3位に入った。
しかし、18年は腰痛が悪化したことや、3月の「WGC-メキシコ選手権」の練習ラウンド中にトラブルショットの自打球が左手首に当たり、骨折を負ったことなどで、ツアーを全休する。19年に復帰し、「日本オープン」で初のメジャータイトルを獲得。2020-21シーズンには3勝を挙げて、初の賞金王に輝いた。
16、17、19年シーズンに3度ドライビングディスタンス1位に輝いたツアー屈指の飛ばし屋。11位に入った17年の「全英オープン」ではロンゲストアベレージドライブ部門で1位となっており、その飛距離はワールドクラス。12歳で280ヤード、15歳ですでに300ヤード飛んでいたという。
2020-21シーズンのドライビングディスタンスは307.12ヤードで、幡地隆寛に次いで2位だが、「良いプレーをすることの方が大事」と、シーズン終盤は計測ホールでも飛距離を狙わず、堅実なショットを心がけた。
