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内田篤人似の次世代スター候補 片岡尚之が目指す“賞金王”その先にある海外ツアーへの思い

内田篤人似の次世代スター候補 片岡尚之が目指す“賞金王”その先にある海外ツアーへの思い

配信日時:2022年2月25日 14時00分

イケメン・片岡尚之が今年目指すのは賞金王
イケメン・片岡尚之が今年目指すのは賞金王 (撮影:米山聡明)
コロナ禍の2020-21シーズン、男子ツアーに次世代のスター候補が誕生した。

片岡尚之のドライバースイング【連続写真】

片岡尚之、24歳。東北福祉大学4年時の2019年にプロ転向し、20年の「フジサンケイクラシック」でツアーデビューを飾った。翌年ジャパンゴルフツアー選手会が主催した新規トーナメント「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」で、プロ転向4試合目にして初優勝を遂げた。一夜にして大ブレイクを果たすと、シーズンを通じて優勝含む6度のトップ10フィニッシュを決めるなど、元サッカー日本代表の内田篤人似とも言われるルックスとともに注目が集まっている。

「人生が変わった」と語る1年を終えて、迎える2022シーズン。片岡は「今年は2勝目を挙げることを確実にする。そして、『賞金王』と色んなところで(目標と)言っていて。日本ツアーにいるなら、やっぱりそこを目指すしかない」と大きな目標を掲げた。その先に将来の海外ツアー参戦への思いも芽生えているという。

もともと海外への憧れは薄かった。「高校の時、ナショナルチームでいろんなところに行ったけど、なんかご飯とかもあんまりだし、(他国の言語を)しゃべるのも大変だなと」。しかし、「ブリヂストンオープン」2位の権利で出場を果たした、日本で開催された米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」の舞台がその価値観を変えた。

メジャー覇者のキーガン・ブラッドリー(米国)、欧州の雄トミー・フリートウッド(イングランド)と回った初日。「(レベルの)差がありすぎて緊張もしなかった」と苦笑いで振り返ったが、インスタートの片岡は最終9番ホールでグリーン左サイドの林から30ヤードのチップインバーディを奪った。その瞬間、衝撃のような大歓声が体中を突き抜けた。見届けた多くのギャラリーは、長髪のショットメーカーと独特なルーティンのメジャーチャンピオンがお目当てだったかもしれない。だけど、確かにその瞬間の主役は片岡だった。

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