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金谷拓実が教える憧れのスピンアプローチ練習法 「スティックを延長線にして体の回転で打つ」

金谷拓実が教える憧れのスピンアプローチ練習法 「スティックを延長線にして体の回転で打つ」

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2022年1月19日 17時37分

ツアースティックをサンドウェッジとズラして握り、それが体に当たらないようにターンで打つ
ツアースティックをサンドウェッジとズラして握り、それが体に当たらないようにターンで打つ (撮影:福田文平)
トーナメント中継や米男子ツアーの公式インスタを見ていると、グリーン周りからギュギュッとスピンをかけて寄せる場面をよく見る。そんなアマチュア憧れのスピンアプローチ練習法を金谷拓実に教わった。金谷は昨シーズン、国内男子ツアーでパーキープ率1位に輝いた“日本一ボギーを打たない男”なのだ。

金谷拓実のスピンアプローチを連続写真でお届け!

「低く打ち出してスピンの効いた球を打つには、ハンドファーストに打つ必要があります」と金谷はいう。そのための練習方法として、ツアースティック(なければ他のクラブでもOK)をサンドウェッジと一緒に握って、クラブを延長して打てばいいという。「ハンドファーストの形がほどけると体にスティックが当たって打てない。当たらないように体の回転を使うと、ハンドファーストに打てるんです」。

スピンアプローチが上手く打てないのは、ダウンスイングでハンドファーストの形が崩れてヘッドが先行し、ボールが上に上がってしまうから。とにかく入射角が大事なのだ。

さらに金谷は、「ボールを右足寄りに置くという人もいるけど、僕がスピンをかけたいときのボール位置は真ん中。右に置くとウェッジの刃が刺さっちゃう。基本的にそんなにターフを取りません。7:3の左足体重で構え、体重移動しないで打ちます」と教えてくれた。

写真では簡単そうに見えるツアースティックを使った練習法だが、いままでハンドファーストに打てていなかった人は、ボールに当てるのすら難しい。本番で一か八かのスピンアプローチに挑むなら、パターで寄せた方がケガは少ないかもしれない。(取材協力:太平洋クラブ八千代コース)

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