今年のパーオン率1位に輝いたのは、初シードを獲得した阿部裕樹(ひろき)。現在は母校の佐野日大高校で、ゴルフ部監督を務めながらツアーに出場している。
今季はQTランク6位から16試合に参戦。パーオン率72.81%のショット力を生かし、限られた試合数ながら賞金ランク62位で初シードを手に入れた。飛躍につながった国内メジャー「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」では、最終日にパーオン率88.89%をマークして「68」でラウンド。8位タイに入ってシードを引き寄せた。
教え子たちへは、「どうやってボギーを打たないかを3年間でしっかり教えたい。ピンしか見ていないけど、まだまだ考えることはたくさんあると伝えたい」と阿部監督。プロツアーで実績を残し、しっかり教えを示した形になった。
パーオン率2位には今季2勝の木下稜介、3位には金谷拓実が入った。
