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正しい飛距離を把握している? コースで意識すべきはキャリーの距離【プロキャディからの助け舟】

正しい飛距離を把握している? コースで意識すべきはキャリーの距離【プロキャディからの助け舟】

配信日時:2020年5月15日 12時00分


■キャリーが正しく分かれば、コースに出たときに格段に変わる
また、意外とアマチュアゴルファーで抜けがちだというのが、自分の飛距離を正しく把握すること。「当たり前かもしれませんが、キャリーの距離を知ることが特に大事です。練習場では正確に分からないので、自分が思うほど飛んでいないこともあります。最近ではクラブの飛距離性能も上がっており、7番アイアンで170ヤードという人もいますが、転がって170ヤードなのか、キャリーで170ヤードなのかでマネジメントも変わってきますよね」。

プロの場合は練習ラウンドでのコースチェックや、練習時にトラックマンを使って番手別の飛距離を出したりもしているが、アマチュアゴルファーであれば、まずはラウンド中にボールのピッチマークでチェック。「最近はレーザー距離計測器もありますが、ピッチマークを見たり、ハウスキャディさんにエッジまでの距離を聞いたりしてだいたいの飛距離を把握するのでもOKです」。エッジまでの距離と、エッジからピッチマークまでの距離をプラスすることでキャリー、ピッチマークから実際にボールが止まった場所との距離でだいたいのランを把握できる。「キャリーが分かれば、その日はどのくらい風から影響を受けているのかも、より分かるようになる。ただ、スコアを出すことだけがゴルフではないので、1球にかけて目一杯振ってやろう!とか、色々な楽しみ方ができればいいと思います」と語ったが、岡本氏自身は新型コロナウィルスの感染拡大の影響でやはりゴルフ場とは離れているよう。

ツアー再開が見込めない中、つながりのあるコースでキャディを行うことも考えたが、「今はお客さんと接することがいけないので、コースもセルフでスループレーで受け入れている」とそれも難しいようだ。今は自宅で家族との時間を過ごしているという岡本氏。「今はまだ数カ月なので、まったく生活ができないということはありませんが、早く仕事がしたいですね」とツアー再開を待ち望んでいる。

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