藤田寛之「ショットが本当にダメ」でも1打差2位タイに浮上！

＜ブリヂストンオープン　2日目＞◇22日◇袖ヶ浦カンツリークラブ袖ヶ浦コース(7,138ヤード・パー72)

　千葉県にある袖ヶ浦カンツリークラブ袖ヶ浦コースで開催中の「ブリヂストンオープン」は2日目の競技を終了。単独首位はトータル10アンダーの朴宰範(パク・ジェーブン）（韓国）、1打差の2位には「日本オープンゴルフ選手権」覇者の金庚泰(キム・キョンテ）と金に一歩及ばず2位となった藤田寛之が入った。トータル8アンダー4位タイグループには立山光広ら4選手、トータル7アンダー8位タイには丸山茂樹ら4選手がつけている。昨年覇者の池田勇太は初日の2位タイから12位タイに後退した。

遼、ギリギリ予選通過！明日は裏街道で「自分のゴルフに徹する」

　藤田はこの日のラウンドについて「拾いまくってます。自分でもどうにかしたいです。ショットが上手くいかないですね。アプローチとパットでスコアを作ってます」とコメント。ショットに不安要素があるが、ショートゲームが冴え渡りこの日のラウンドでは6バーディを奪取。逆にボギーは1つだけと見事なゴルフで順位を上げ、好位置で決勝ラウンドに臨むこととなった。

　先週の「日本オープンゴルフ選手権」ではあと一歩のところで勝利を逃した藤田。早くもやってきたこのチャンスを生かせるか。「ショットが本当にダメなんですよね」先週から自分へのダメ出しが続いているが、結果は残している。残り36ホールでどのようなプレーをみせてくれるのか、藤田のゴルフから目が離せなくなりそうだ。

　現在、賞金ランキング2位の藤田は3位の石川遼と中国上海で開催される「WGC-HSBCチャンピオンズ」への出場権を争っているが、現時点では藤田が大きく石川をリード。権利獲得に王手をかけている。このことについては「今週の終わった時点での結果。行けたらいいなあと思うけど自分で結果を残せば自然についてくる」と淡々と語った。