3月4日（月）、石川遼が静岡県の袋井市立袋井南小学校を訪問し、電子辞書の贈呈式を行った。

子どもたちに辞書の使い方を教える石川遼【写真】

石川は所属契約するCASIOと協力し、子どもたちにゴルフと勉強を頑張ってもらいたいという思いからシーズン中に獲得したバーディ数分の電子辞書を小学生に寄付する活動を行っている。2018年シーズンは21試合（SMBCシンガポールオープン、レオパレス21ミャンマーオープンを除く）に出場して、276個のバーディ（273バーディ・3イーグル）を獲得。静岡県、高知県、栃木県の小学校7校に276台の電子辞書を贈呈する。

小学生を前に、「頑張った結果が届くということに感動しています。機会があれば、ぜひ会場にゴルフを見に来てほしい」とコメント。子どもたちにまじって、実際に電子辞書を使って『遼』や『ゴルフ』を調べて見たりと、交流を楽しんだ。「ぼくも高校の時に（電子辞書を）使っていました。ぼくも小学生に戻れたら、楽しく英語の勉強ができたかな。勉強が得意なほうではなかったので偉そうなことは言えませんが（笑）、好きなことも、勉強も一生懸命やってほしい」と子どもたちにエールを送った。

この取り組みは今シーズンも行う予定。「1試合20バーディを超えるトーナメントは上位にいけているので、4日間で20個というのは基準になる。それを多くの試合でできれば（年間）300個は超えられるので、ひとつの目標にしたい」と、さらなる活躍を誓った。

今年は4月の国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」の前に、3月7日（木）からフューチャーゴルフツアーの岡山・広島大会に出場。その後は21日にマレーシアで行われる「メイバンク選手権」、地区オープンへの参戦を予定している。「選手会長としても、プレーヤーとしても100％でやって、結果を残すことができたら最高。できるだけ早めに優勝もできるようにしたい」と、シーズン開幕に向けて着々と準備を進めていく。