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2025年ライダーカップ、欧州チームキャプテンにドナルド続投が決定! 米国チームはタイガー待望論

2025年に米国で開催されるライダーカップも、ルーク・ドナルド(イングランド)が引き続き欧州チームのキャプテンを務めることが決定した。

所属 ライター
武川 玲子 / Reiko Takekawa

配信日時:2023年11月30日 11時30分

欧州チームを勝利に導いたルーク・ドナルド主将(中央)
欧州チームを勝利に導いたルーク・ドナルド主将(中央) (撮影:GettyImages)

2カ月前、ローマで開催されたライダーカップで劇的な勝利を挙げた欧州チーム。2年後の2025年に米国で開催されるライダーカップも、ルーク・ドナルド(イングランド)が引き続きキャプテンを務めることが早々に決定した。

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今年の16.5対11.5の大勝はドナルドのチーム力が賞賛された。大会は初日から欧州チームがリード。ザック・ジョンソン主将率いる米国チームの追随を一度も許さなかった。キャプテンの続投は1991〜95年にバーナード・ギャラハー(スコットランド)が3大会続けた以来となる。
 
「私にとって2023年のライダーカップでの経験は本当に素晴らしいものだった」と発表を受けてコメントしたドナルド。「確かにものすごい重労働ではあったけれど、チームを作り上げること、そのチームが一丸となって戦う過程は心から喜びを感じた」と話す。勝利が決まってカップを掲げた日曜日、チームの面々は「あと2年!!」と口々に叫んでいた。
 
「彼らの希望に添いたい、という思いもあったけれど、再び2年間の道のりを行くことは深く考える必要があった」とすぐには決められなかったという。
 
次戦は米国開催。しかもニューヨークシティからわずか1時間、ロングアイランドの“ベスページ・ブラック”が舞台となる。全米でもスポーツ大都市の一つに数えられるニューヨークシティのファンの声援は大騒ぎとなるのは間違いない。
 
「アウェーで戦うのはまったく違うもの。大きな挑戦となるが、それもエキサイティングだと思えるから、もう一度やってみたいと思った」。45歳のドナルドは22年、LIVゴルフに移籍したヘンリック・ステンソン(スウェーデン)に代わって就任。選手として4度の出場を果たしている。
 
一方米国チームのキャプテンはまだ発表されていないが、今週の「ヒーローワールドチャレンジ」で復帰するタイガー・ウッズ(米国)を待望する声が上がっている。同大会の会見で質問が飛ぶと「今はツアーが大変なときでライダーカップを考える時期ではない。まずは目の前に迫っている問題に集中したい」とだけ答えた。米国チームのキャプテンはこれまで大会前年の2月に発表されている。(文・武川玲子=米国在住)

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