手先などカラダの末端に頼らないスイングを目指して
また、カラダが硬く、可動域が小さい状態では、よいスイングは望むべくもない。力を効率よく発揮できないので、ボールも飛ばないし、手先などの末端部分に頼る打ち方になるので、ミスも多くなる。カラダの硬さは手打ちの原因にもなるのだ。
今回は、腰、肩、背中と下半身のストレッチだ。普段、カラダを大きく動かすことのないゴルファーにぜひ試してもらいたい。
1.足を前後に広げて、左ヒザを立て、右ヒザをついて座る
3.上半身を前傾させる
4.左腕をゆっくりと振る
15秒を1セットとして2〜3回繰り返す。
左右を入れ替えて、同じように10〜15秒程度伸ばす。これを2〜3セット繰り返して行う。
<効果のある部位>
腰、肩、背中、太モモ、お尻など
<注意点>
・前足のヒザを曲げすぎないように。ヒザを曲げすぎると、上半身を倒してもお尻と太モモが伸びない。ヒザの角度が90度くらいになるように。
・上半身が傾かないように。左右の肩と床の距離が同じになるように上半身を倒す。
・背筋はまっすぐ伸ばしたままにして、丸めない。
コーチからのひとこと/ストレッチはマイペースに
カラダを柔らかくしたいなら、ストレッチは最低週に2回行いたいところですが、とりあえずは時間のあるときにやればいいという気持ちではじめましょう。プレー前後にはウォーミングアップ、クールダウンのためにぜひ取り入れてください。
1987年生まれ。埼玉県出身。株式会社フュービック所属。フィジカルフィットネスディビジョンの育成トレーナー。トップアスリートのカラダづくりをサポートするストレッチのスペシャリスト。全国120店舗のDr.ストレッチのトレーナー1000人以上の育成にあたる。
協力/ Dr.ストレッチ