「日焼け止めは紫外線から肌を守る、予防のためのもので、1日コースでプレーしたあとの肌は確実にダメージを受けています。朝の状態のまま変わらないというわけではありません。そのため、肌を回復させるプロセスが必要です。いつもと変わらない生活を送っている限り、肌は自然に回復することはありませんから」
こう話してくれたのは、BOYS TOKYO代表取締役として、25年に渡り化粧品をプロデュースする「しんちゃん社長」こと伊藤慎太郎さんだ。
これまでOEMで数多くの製品をプロデュースし、まさに化粧品のコンシェルジュともいえる伊藤さんが、満を持して発表したのが、自前のブランドであるBeauty is On Your Sideのモイストクリーム「トレジャー」とフェイスマスク「プレジャー」だ。「トレジャー」はラウンドしたあとの入浴後に塗ることで、肌をプレー前の状態に戻してくれる。「プレジャー」はフェイスマスクで、肌に潤いを届け続けてくれる。春から夏に向けて、ラウンドする機会が増えるだけに、ゴルファーにとって手ばなせないアイテムだ。
日焼け止めをきれいに落としたら「トレジャー」の出番
「サイズもコンパクトなので、ゴルフに出かけるときはもちろんのこと、普段から持ち歩いて、肌にストレスがかかったなと感じたら、こまめに塗っています」と伊藤さんは話す。
その成分にはふたつの大きな特徴がある。そのひとつは、水をほとんど用いていないところだ。その代わりにコラーゲンエキスとプラセンタ発酵液が約60%配合されており、高保湿であるとともに、肌の内側から保湿をうながしてくれる。
そしてもうひとつがBOYS TOKYO独自の “シーボーテスピア” が配合されていること。これは海綿を乾燥させて粉末にしたもので、伊藤さんはこう説明してくれた。
「肌に「トレジャー」を塗ったとき、チクチクとした感覚があります。とはいえ、痛いというのではなく、クセになる心地いい刺激といった感じですね。これは “シーボーテスピア” が肌の新陳代謝を促しているから。これによって肌の引き締めやリフトアップが期待できますし、ほかの成分が肌の奥まで届くことを助けてくれます」
このふたつの特徴以外にも、リバースエイジング効果が期待できるエクソソーム、注目の抗炎症成分であるCICA、シワを目立たなくする効果が期待できるバクチオール、また、かのクレオパトラも愛用していたといわれ、皮脂を抑え、毛穴を目立たなくする成分を含むキバナカイウ花エキスなど、肌トラブルの回復に役立ちそうな成分がふんだんに用いられ、肌にとってまさに宝物と言える。
実際に塗ってみると、ベタつき感はなく、潤いが肌の内側まで染み込んでいくのが実感できる。洗顔後、またゴルフのときはプレー後の入浴で、日焼け止めをきれいにおとしたあと、適量(できれば、たっぷりとがおすすめのようだ)をとり、顔全体、首筋に塗ればOK。もしもラウンドのあと、肌がガサガサになってしまうようであればぜひ試してほしい。
さらに潤いをプラスするのが「プレジャー」の役目
「私は泊りでゴルフに出かけるとき、「トレジャー」と一緒に持っていきます。初日のラウンドが終わって、明日のプレーに備えるとき、肌のダメージを回復させるためには欠かせません。男性がフェイスマスク…、と思う人もいるかもしれませんが、肌の回復はもちろん、フェイスマスクをしているときは、精神的にもとてもリラックスできるので、大切な時間となっています」
その成分の特徴は、「トレジャー」と同様に水をほとんど用いないところだ。パッケージの中でたっぷりと美容液を含んでいるマスク。その美容液の83%がコラーゲンエキスを使用しており、高保湿を生み出す肌に生まれ変わる。またリバースエイジングの効果が期待できるエクソソーム、抗炎症成分として注目を集めるCICAなど、「トレジャー」と変わらない成分に加えて更に、肌の弾力を生むことが期待される3種のペプチド、バリア機能を高め、潤いを逃さない3種のセラミドなどが含まれている。
さらにこうした成分を余すことなく肌に行き渡らせるために、マスクの素材にも工夫が凝らされている。
「マスクの生地は紙や不織布が多いのですが、「プレジャー」では、ヤシの繊維であるバイオセルロースを使いました。理由は不織布であれば、美容液は15分ほどで乾いてしまうのですが、バイオセルロースなら60分程度は乾くことがありません。それだけ肌を潤す時間を増やした贅沢なマスクです。ただこの「プレジャー」は20分ほど肌にのせておけば十分ではあるのですが」と伊藤さんは解説してくれた。
美容液をたっぷりと含んだマスクは、顔にのせた瞬間から心地よさが広がり、潤いが肌の奥まで浸透し、まさに喜びが実感できる。洗顔のあと、また「トレジャー」を塗ったあと、20〜60分くらい、肌にしっかりと貼りつけておく。週に1〜2回使用するのが目安だ。
ゴルフを愛する化粧品コンシェルジュが目指したモノとは
ではなぜ伊藤さんは、この「トレジャー」と「プレジャー」の成分にそこまでこだわったのだろう。彼と化粧品との関係は子供のころにまでさかのぼる。化粧品の代理店を営んでいた母が、その化粧品を使ってきれいになっていく姿を目の当たりにして、子供のころから化粧品に浅からぬ興味をもっていたという。その思いは年を追うごとに高まり、芸能活動を経て化粧品会社に就職。そこで工場管理、営業から配達まで、化粧品の世界を学び、独立した。
そして「トレジャー」、「プレジャー」は、皮脂コントロール成分配合により、ともにジェンダーレスで利用できるのもポイントだ。アルコールや界面活性剤、合成香料といった気になる成分は一切含まず、メンズコスメにありがちなオイリー、メンソールといった部分を排したことで、男性だけでなく、女性にもうれしいモイストクリーム、フェイスマスクとなっている。
「1ラウンド終わると、体力を消耗して疲れますよね。実は肌も同じようにダメージを受けているんです。だから「トレジャー」と「プレジャー」は男性も女性も、肌の回復まで考えた日焼け、乾燥対策に役立ててほしいですね。それに肌の回復は、気持ちの回復にもつながると私は思っています。ハードなラウンドのあと、スコアはどうあれ、はつらつとした表情とすっきりとした気持ちでいたいですから」。ゴルフを愛する伊藤さんらしいひと言だ。
●問い合わせ先/ BOYS TOKYO
商品撮影/蜂谷哲実