依然としてタイは日本人に人気
2018年の外国人訪問者数は前年より7・54%増の3800万人を記録。特に、日本は来タイ国上位に名を連ね、日本人渡航者数は160万人と前年比7%増。詳細を見てみると、1日平均の滞在費用は180ドル(約1万9000円。1ドル=105・84円、2019年8月現在)、平均滞在日数7・8日、リピーター率79%、初訪問率21%、個人旅行85%、団体旅行15%、男女比は男性66%で女性が34%。なお、日本人に人気の観光地はバンコク、チョンブリ、チャンマイ、アユタヤとなっている。
ゴルフ目的の渡航者は8万人超え
多くの渡航者を呼び込むため今年はGO HIGH/GO FOR NEW CUSTOMER/GO LOCAL/GO LOW SEASON/GO DIGITALの「5つのGO」を設定。
中でもゴルフは、リピーターに向け地方都市や知られざる地域、アクティビティを推していくGO LOCALに該当する。200以上のゴルフコースがタイ全土にあるが、人気なのはバンコクやパタヤ。知られざる地域の紹介に注力するため、具体的には地方でのトーナメント開催を実施するなどしているという。
ゴルフ観光への取り組み
しかし、この期間にもゴルフ需要を掘り起こそうと、同庁やタイ航空がトーナメントを開催。そのほか、3月に日本で行った「ジャパンゴルフフェア」への参加をはじめ、イベントや旅行会社と協力しトーナメントツアーの販促といった各種施策を講じ、日本人ゴルファーの来タイ増加に努めていく。
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