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ガムを噛んでも頬を叩いても“運動後の眠気”には効果なし⁉ ゴルフ帰りの居眠り運転を防ぐ「計画仮眠」とは?

近年、疲労と眠気の常識が大きく変わりつつあり、ゴルフ帰りの運転中に眠くなるのは、細胞活動の影響であることが分かってきた。細胞レベルで眠気が起きているのだから、ガムを噛んでも、頬を叩いても眠気はなくならない。では、どうしたらいいのか?

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年4月8日 13時00分

夕方に軽い運動を習慣づけて深部体温を上げておく


「眠気は我慢するもの」「眠気を我慢できなくなってから、パーキングエリアで寝ればいい」などと考えている人はいないでしょうか。 運動後の眠気は必ず起きます。 そうなる前に寝ることで眠気を先にとっておくのが計画仮眠ですが、併せて行うことによって、眠気を軽減できる方法を3つ紹介します。

まずひとつ目。 私の患者さんにも、ゴルフの帰りに眠くなって困るという方が多くいます。 大抵の場合は、ラウンド前日に早起きする対策で乗り切ってもらっています。 人にはメラトニンが作るリズムというのがあり、朝起きて光を浴びてから16時間後に眠気がくる仕組みが備わっています。 それを利用するのです。 いつもより早く起きることによって夜眠くなる時間も早まります。 前日からメラトニンリズムを合わせておくことで、ラウンド当日とのギャップを少なくしておくのです。

ふたつ目は、普段から夕方眠くなりにくい体を作っておくことです。 日頃あまり運動せず週末だけゴルフに行く人は、細胞活動が停止する仕組みが働きやすく、ラウンド後急激に眠くなりやすいものです。 そこで、夕方に歩いたり階段を昇ったりする程度の軽い運動を習慣づけましょう。 本来夕方は深部体温が一番高く、眠くなりにくい時間帯です。 夕方の運動で体温が上がるようになれば、眠気が起きにくくなります。

人にはメラトニンが作るリズムがあり、朝起きて光を浴びてから16時間後に眠気がくる。 ゴルフの当日だけ早起きするのではなく、前日に早起きを体験しておくと当日いつもと違う時間帯に眠くなるギャップが少なくなる。 ラウンド前夜に寝る時間も早くなり、当日の朝は比較的ラクに起きられる。

日頃運動不足のゴルファーは、疲労回復能力が低く、ラウンド後に眠くなりやすい。 そこで、夕方に体温を上げる運動をしてその時間帯に眠くなりにくい体を作っておくといい。 最低スクワット10回を起床 11時間後の夕方、週4回以上行おう。 3週間程度でラウンド後に眠くなりにくい体を作れる。

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