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ガムを噛んでも頬を叩いても“運動後の眠気”には効果なし⁉ ゴルフ帰りの居眠り運転を防ぐ「計画仮眠」とは?

近年、疲労と眠気の常識が大きく変わりつつあり、ゴルフ帰りの運転中に眠くなるのは、細胞活動の影響であることが分かってきた。細胞レベルで眠気が起きているのだから、ガムを噛んでも、頬を叩いても眠気はなくならない。では、どうしたらいいのか?

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年4月8日 13時00分

強い眠気を感じてからPAを探すのでは遅過ぎる


仮眠をとる際に大事なのは、いつ、どれだけ寝るかです。 例えば皆さん、ゴルフが終わって帰るとき、「今日はいいラウンドだった。もうハーフ行けたな」という感じで運転を始めていませんか?

実はそれ、体は疲労しているのに疲労に気付いていないだけの状態。 このままだと、大きな事故につながりかねません。 運転中に「眠いな、そろそろまずいな。サービスエリアに入ろう」と、思うようでは判断が遅いのです。

まだ元気に「お疲れさま」と言っているタイミングで、少しの時間でもいいから寝ておくのがオススメです。

完全に横になると1時間以上寝てしまって、深く眠って起きるのが辛いことがありますが、運転席で多少はリクライニングしてもOK。 入浴後なら深部体温が上がって放熱が始まり、質の良い睡眠を誘発します。 10〜15分寝るだけで、起きたときは眠気が低減化された状態で運転をスタートできるでしょう。

運転中必ずくる眠気を先にとってしまえば、もう眠気は起こりにくくなます。 「計画仮眠」をぜひ試してみてください。

運転を始める前に計画睡眠をとろう!


ラウンド中は高揚感があって元気でも、プレー後の解散する頃は、確実に体は疲れている。 異常なタンパク質の増加により細胞活動がストップすることもあり、帰りの運転中に眠気が起きるのは必然だ。 そうなる前のまだ元気なうちに先に眠ることによって、運動後の夕方に必ず起きる眠気に襲われにくくすることができる。

・車内で寝るのがベター
ソファーでもいいが、計画仮眠は運転を始める前に車内の座席に腰掛けた姿勢でとるのがベター。 リクライニングしてもOK。

・目を閉じるだけでもOK
眠れなくても、目を閉じるとアルファ波が出て脳もリラックスする。 眠れなかったという人でも、実は浅い眠りを得られている場合が多い。

・入浴の後が最適
入浴によって上がった深部体温は次第に下がる。 その際の放熱が睡眠を促進する。 この状態で寝ると短時間でも効率よく質の良い睡眠がとれる。

・起きる時間を唱えて寝る
仮眠後はスッキリ目覚めて運転を始めたい。 それには「15分後に起きる」と心の中で言語化し、15分後に向けて心拍数を上げていく準備状態を作っておくといい。 寝過ぎることがなく、アラームが鳴る少し前に起きられるようになる。

・10〜15分寝れば十分
自覚する眠りに入って約9分経過すると、起きてからスッキリするというデータがある。 それには携帯電話などでアラームを設定し、仮眠時間を10分から15分に収めるのが理想。 座席を完全にフラットにして横になると1時間以上寝てしまい、また起きるのが辛くなる。

・コーヒーを飲んでから寝る
カフェインには眠気をブロックする作用がある。 その作用は、摂取後約30分で脳に到達して5時間くらい持続するといわれる。 摂取してから短時間寝るのが有効だ。

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