会話が弾む魔法ワード! 「も」と「お・す・し」を使おう
相手は初対面で年配の社長。そういう場合、話を弾ませるのは難しい。何に気を付ければいいのだろうか。
「まず気の利いたことを言おうと思わないこと。雑談とは『壁打ちのテニス』と同じ。壁に向かってあなたが取りやすい強さの球を打つと、会話は長く続けられます」
また、初対面の相手には気負わないことも大切だと後田氏はいう。
「『今回は顔だけでも覚えてもらえればいいや』くらい低いゴール設定にすれば、肩の力も抜けていい会話ができるものです」
ゴルフでもビジネスでも気負わないことが大事。そのうえで、「も」と「お・す・し」の魔法ワードを効果的に使うと、自然と会話のキャッチボールが弾むという。実際にどのように使うのか、会話術、コミュニケーション術を後田氏にレクチャーしてもらった。
■ポイント1
単語の語尾に「も」をつけて好意をアピール
【例文】
「このシャフト買ったんだよ」
〇 「クラブも拘ってますね」
× 「クラブは拘ってますね」
単語の語尾に「も」を付けることが大事。「も」が付くとそれ以外のこともほめていることになるので、相手も嬉しくなります。2度目以降に会った人に使えば、「いつも見ている」というアピールにもなります。感謝の気持ちも伝わりやすくなるので、会社の部下や奥さんにも使ってみてください。
