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【偽物クラブの見分け方】ピン『G440 MAX ドライバー』はよく見ると色が違う⁉

写真は人気モデルのピン『G440 MAX ドライバー』だが、違和感を覚えないだろうか? 実はこれ、精巧に作られた「偽物クラブ」だ。コロナ禍以降、増加傾向にある「偽物クラブ」の見分け方を紹介。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年9月5日 12時40分

かなり本物に似せて作られている『G440 MAX ドライバー』の「偽物クラブ」だが、実は細部のデザインに違いがある
かなり本物に似せて作られている『G440 MAX ドライバー』の「偽物クラブ」だが、実は細部のデザインに違いがある (撮影:田辺直喜)

ゴルフ界では古くから人気モデルの見た目だけを模倣した「偽物クラブ」が出回っている。特に最近の「偽物クラブ」は作りが精巧で、一見しただけでは本物と判別できないものが増えている。そこで、うっかり買ってしまうことがないよう、「偽物クラブ」の見分け方をPING『G440 MAX ドライバー』を例に紹介。

【写真】テーラーメイド『Qi35MAX ドライバー』はどっちが偽物?

PING『G440 MAX ドライバー』はソールが非常によく似ており、見分けるのは意外と難しい。そこで注目したいのが色。「FORGED FACE」の刻印が本物は白っぽいのに対し、偽物は黒い。また、デザイン部分のブルーの色も、本物よりも偽物のほうが濃くなっている。

判別しにくいが、「FORGED FACE」の刻印の色が偽物は黒く、デザインのブルーの色味も偽物のほうが濃い

判別しにくいが、「FORGED FACE」の刻印の色が偽物は黒く、デザインのブルーの色味も偽物のほうが濃い (撮影:高橋淳司)

一方で明らかな違いがあるのがフェース面。本物は白いスコアライン以外はレーザー加工でデザインを薄く付けているが、「偽物クラブ」は全てがはっきりとした線になっている。加工にかけるコストを極力減らすために、今回のような明らかに色の違いがあることも多い。

白いスコアライン以外はレーザー加工を施したデザインの本物に対し、「偽物クラブ」は全てがはっきりとした線になっている

白いスコアライン以外はレーザー加工を施したデザインの本物に対し、「偽物クラブ」は全てがはっきりとした線になっている (撮影:田辺直喜)

また、付属品を見るのも「偽物クラブ」を見分けるのに役立つ。『G440 MAX ドライバー』の場合はヘッドカバーの素材も形状も本物と大きく異なっていた。触ってみると明らかにペラペラの素材で劣化しやすそうな印象だった。

そもそも形状が異なっており、「G」のブルーの色もヘッド同様偽物は濃い。また、触ってみるとペラペラな素材で、劣化しやすそうなことが分かる

そもそも形状が異なっており、「G」のブルーの色もヘッド同様偽物は濃い。また、触ってみるとペラペラな素材で、劣化しやすそうなことが分かる (撮影:田辺直喜)

■『G440 MAX ドライバー』を見分けるポイント
・「FORGED FACE」の刻印やデザイン部分の青のカラーが異なる。
・ロフトを意味する「9」の刻印の大きさが違う。
・フェース面の加工が雑で、全てが実線になっている。
・ヘッドカバーの素材も形もまるで違う。

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