松山の最終日のスタート時刻は7組目で9時27分、3日目は18組目で12時14分だった。シネコック・ヒルズのグリーンは凹凸があるポアナ芝。ボールはポンポン跳ねて予想に反する曲がりをするときがある。遅い時間のスタートだと、グリーンが乾いてカップ周りに多くのスパイクマークがつくため、コロがりはさらに不規則に。それがパット数にも影響したようだ。松山自身も「今日はスタートが早かったので昨日までのカピカピじゃなく、コロがりもきれいだった。それにパットは今日が一番合っていました」と語った。
現地のメディアでもメジャーのたびに優勝候補に挙がる松山。今年初めのケガから確実に調子は上がってきている。さあ次のメジャー、7月の「全英オープン」に期待しよう。(文・下村耕平)