「(ウエッジを)短く握り、フェースを開いてガツンと打った、うまく出て転がってくれた」。パーを拾い、窮地を逃れたダフナーはリングマースとのプレーオフに突入し、2ホール目で勝利を決めた。
プレーオフ1ホール目もダフナーはティショットをフェアウエイバンカーに入れ、ピンチに陥った。が、冷静にフェアウエイへ出し、3打目をピン2メートルに付け、パーパットを捻じ込んで次ホールへとつなげた。その第3打もミラクルショットとまでは言わないが、プレーオフという状況下であることを思えば、奇跡に近い出来栄えだった。そして、プレーオフ2ホール目は池に落としたリングマースの自滅により、ダフナーの勝利。
「勝つときは、そんなもんさ」。ダフナーの言葉には「運が味方してくれた」という意味合いが込められていた。
38歳で挙げた米ツアー4勝目。2013年の全米プロ以来の優勝となった。振り返れば、あの全米プロの優勝トロフィーを本当に抱いたまま寝ているダフナーの写真が大きな話題になったあのころの彼は絶好調で幸せで輝いていた。
だが、翌年から故障と不調に悩まされ、あの愛らしい写真をSNSで発信した美人妻アマンダとは離婚に至った。アマンダとタイガー・ウッズの噂も浮上したが、真相はわからず、離婚の理由もいまだに明かされていない。