日本で思い出した攻める気持ちは戦う場所が違っても変わることはない。「今季はこういうゴルフをやっていくという覚悟を持ってやっていきたい。次のシーズンの出場権を獲るのが目標にはなるけれど、落とすことはその程度の怖さと思って積極的にいきたい」。
また、もう1つ目指すべきものがある。それは“強い選手になる”ということ。「ここ数年は上手くなったという確信はある。だけど強くなったという確信は持てなかった。強くなりたい」。群雄割拠の米ツアーで勝ち上がるには技術だけでは駄目。例えミスショットをしても堂々とした態度でギャラリーに「そんなにミスじゃない」と思わせるような強さを身に付ける必要がある。それは“攻める姿勢”で戦わないと得られないものだ。
「ゴルフは自分の好きなところに打つスポーツ。カップに入れるのは同じだけど、そこまでの道筋は各選手微妙に違う。あえて別のルートを通るわけじゃないけど、自分が“ココ”と思った方向に行きたい」。それはゴルフ人生と共通すること。今年は信じた道をがむしゃらに突き進んでいく。