新規トーナメントの『バーバルゾル選手権』は3日目の競技が終了。予選ラウンドを20位タイで通過した石川遼は、この日4バーディ・2ボギーの“69”でラウンド、2つ伸ばしトータル7アンダーとするも順位を2つ落とし22位タイで最終日を迎えることとなった。
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この日、5アンダーでスタートした石川。出だしの1番、2番ではバーディチャンスにつけるも共に入らず。それでもストレスフリーのパーでまずまずのスタートを切った。ところが次の3番(パー4)ではバンカーからのサードショットが大きくピンを超えて6m以上残してしまいボギー。5番ですぐに取り返すが、前半は伸ばせず5アンダーで折り返す。
チャンスを作るも活かせずにスタート時の5アンダーで折り返したが後半は、12番(パー3)で8mを沈めバーディが先行。13番パーのあと、続く14番。さらに16番で立て続けにバーディを奪いスコアを伸ばした。ただ、最終18番では2mのパーパットがカップにけられ残念なボギーフィニッシュ、トータル7アンダーで3日目を終えた。
「昨日は崩れかけたところがあったが、今日のラウンドは結構手応えを感じた」と石川、この日はショットが冴えてチャンスを作った。「内容は大分良くなって来ていて、明日が楽しみ」とショットの出来に本人も期待。それでも“自分の状態について”は半信半疑という。「結構やりたいことは出来ているなと思う、これを続けていければ良いと思う。4日間続けて初めて「出来た」、という事だと思う」と気を引き締める。