過去の名手の言葉を探していると…アーノルド・パーマーやゲーリー・プレーヤーも実はこの握り方のパッティングスタイルを最初からしていれば良かったと話していました。
私はクロスハンドのパッティングの一番の利点は飛行線後方から見て肩のラインだけでなく両ヒジのラインを目標に向かって並行に構えることだと思います。
通常グリップでヒジを曲げて構えてしまうと右ヒジの方が前に出てしまうケースが多く左ヒジのラインは目標よりも左を向いてしまい、結果的にカット軌道になりやすいですよね?これを防ぐために左のヒジを伸ばして構えるツアー選手は多いんです(例としてはフィル・ミケルソン)。ぜひ皆さんも飛行線後方から確認してアドレス時に肩だけでなくヒジのラインがどうなっているかををチェックしてみてください。
文:アンディ和田