今年の最古のメジャー「全英オープン」は松山英樹にとって悔しさの残る4日間となった。トータルイーブンパー38位タイからスタートした松山は5バーディ・4ボギーの“71”でラウンド。スコアを1つ伸ばしたものの、最終順位は39位タイに終わった。
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1つでも順位を上げるためには、序盤からチャージをかけたい松山だが、前日同様この日も1番ホールでボギーを先行させる苦しい立ち上がり。5番ロングホールではアイアンで2オンに成功してイーグル逃しのバーディとしたが、続く6番ホールで再びボギーとするなど中々スコアを伸ばせずにラウンドを進めた。
それでも、8番ホールをバーディとしてスタート時のスコアに戻すと、9番ホールではティショットを2メートルに寄せて連続バーディ。さらにハーフターンして迎えた10番ロングホールでは再び2オンに成功して2パットのバーディを奪取。ラウンド中盤に3連続バーディを奪うことに成功し、この時点でトータル2アンダーに浮上した。
しかし、ここからはパッティングに苦戦。3連続バーディ直後の11番をボギーとすると、13番ではピン奥1メートルからのパーパットを外して3パットのボギー。さらに16番ロングホールでは2オンに成功するも、3パットを喫してスコアを伸ばせず。悪い流れを断ち切れないまま迎えた最終18番はバーディで締めたが、ラウンドを振り返った松山は「悔しい4日間だった」と唇を噛みしめた。