北アイルランド出身の25歳が悲願のタイトルを手にした。海外男子メジャー「全英オープン」の最終日。16アンダー単独首位からスタートしたローリー・マキロイ(北アイルランド)は4バーディ・3ボギーの“71”でラウンド。トータルスコアを17アンダーまで伸ばし、初日から首位を守りきる完全優勝で初の「全英オープン」タイトルを獲得。メジャー通算3勝目を飾った。
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ここまで3日間快調なゴルフで首位を独走してきたマキロイだが、最終日のフロントナインは2バーディ・2ボギーでスコアを伸ばせずハーフターン。対照的に追いかける選手の多くが猛チャージを見せ、一時はセルヒオ・ガルシア(スペイン)に2打差まで詰め寄られる場面もあった。
しかし、16番パー5でバーディを奪って後続を引き離すと、そのまま2位以下に3打差をつけて最終18番へ。ここでマキロイは2打でグリーン手前のバンカーまで運ぶと、これをピン奥3メートルに寄せることに成功。割れんばかりの大歓声を受けながらグリーンに上るとこれを2打で沈めてトータル17アンダーでフィニッシュ。自身3つ目のメジャータイトルを獲得した。
2打差の2位タイにはガルシアとリッキー・ファウラー(米国)がつけ、さらに2打差の4位にはジム・ヒューリク(米国)がつけた。