英国にあるロイヤル・リバプールGCを舞台に開催される最古のメジャー「全英オープン」。石川遼はこの日、練習ラウンドで調整。風が強く吹く中でのショットを確かめるなど、17日(木)からの戦いに向けて最終チェックを行った。
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戦いを明日に控えたこの日、午後から練習ラウンドを開始した石川。この日は午後から風が強くなり、リンクス攻略に向けて格好の練習ができたようだ。
特に15番のショートホール。エッジまで140ヤード、センターまで155ヤードというこのホールで、石川はフォローの風が強かったことからアプローチウェッジを選択。「115ヤード打つ感じで打った」がそれでも25ヤードオーバーしてしまった。これを経験できたことで、この距離でも風によってはサンドウェッジを使う可能性があることが分かった。「ここの風はフォローのときにかなり球が伸びる。この経験は大きい」。
また、この日は6番アイアンでの転がしも確認した。「今はサンドウェッジの状態が良く、使う場面は少ないと思う。ただ、どうしても1クッションさせても距離が出ないときは使うかもしれない」と様々なケースへの対応を確認した。