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【コラム】マスターズ前週にオーガスタに馳せる想い

【コラム】マスターズ前週にオーガスタに馳せる想い

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2013年4月8日 22時47分

 先週のヒューストン・オープンでぎりぎりで2位に甘んじたビリー・ホーシェルは、今週こそは優勝してオーガスタへ行こうと心に誓い、今週は首位で最終日を迎えていた。

 いろんな想いが交錯していたからこそ、テキサスオープンのサンデーアフタヌーンは大混戦になった。その混戦を抜け出し、勝利を掴んだのはスコットランドのマーチン・レアード。9バーディ・ノーボギーの見事なゴルフでコースレコードに並ぶ63をマークし、米ツアー3勝目とオーガスタへの最後の切符を手に入れ、今季これまで14週も続いていた米国人選手による連続優勝記録をついにストップさせた。

 「先週、ヒューストンで予選落ちしたとき、もっとアグレッシブにプレーしようと心に誓った。今日はパターが活躍してくれた。終盤はオーガスタ、オーガスタと思って心が少し揺れたけど、優勝できて本当にうれしい」

 勝てなかった選手たちにとってテキサスオープン出場は徒労に終わってしまったのかと言えば、決してそうではない。最終日、必死の追い上げで2打差の2位になったマキロイは「トロフィーは持ち帰れなかったけど、それはレアードのゴルフがあまりにもグッドだったから。僕は僕なりの好感触を得てオーガスタに行ける」と笑顔を見せた。72ホール目の18番(パー5)で第3打が直接カップインしたイーグルで3位に食い込んだフューリックも、やっと笑顔でマスターズを迎えられるようになった。

 欧州から飛んできたシームは12番のトリプルボギーが響き、10位に終わった。ホーシェルは最後まで粘ったが、3位に甘んじた。オーガスタへの切符は逃したものの、最後まで諦めずに戦ったネバーギブアップの精神と来年こそはというモチベーションは、きっと彼らを強くしてくれたはず。その収穫は宝に値するはず。

 マスターズは、いよいよ開幕。その直前まで、そんな熱い戦いがあったことを、みなさんの心の片隅に置いてオーガスタの戦いを眺めてほしい。

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