「いい選手権だったし、いいゴルフもできた」とサバサバとした表情で振り返ったラーム。3日目同様に、勝負どころで決めきれなかったパッティングを悔やんだ。
「今の自分のゴルフで改善すべきはパッティングだ。全パットを決めることはできないが、いまは3メートル以上のパットを決めきれない。それはきょうも一緒だった。15番でロングパットを沈めたが、それ以外のバーディはすべてショートパットばかり。イーグルもセカンドがベタピンだったからね」
敗因は分析できている。
「チャンスは多かったが決められなかった。逆に、私より上にいた選手たちはそれを決めているのが違いだ」
とはいえ、悲観的になってばかりいるわけではない。世界ランキング1位に返り咲くラームのショット力、特にアイアンは相変わらず好調だ。
