ジョージア州にあるアトランタ・アスレチッククラブで開催された、米国男子メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」の最終日。首位とは1打差の3位でスタートしたキーガン・ブラッドリー(米国)が、1イーグル・5バーディ・2ボギー・1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフながら、スコアを2つ伸ばしてホールアウト。トータル8アンダーとし、同スコアでホールアウトしたジェイソン・ダフナー(米国)とのプレーオフ制して優勝。メジャー初出場の新鋭が大舞台で力を発揮した。
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1番のティショットがバンカーにつかまりながらも、このホールでバーディを奪ったブラッドリー。3番をボギーとしてしまうが、5番パー5でバーディを奪うなどして前半だけで1つスコアを伸ばした。
後半は12番パー5のセカンドをピンそばにつけイーグル奪取に成功。首位のダフナーを猛追する。しかし、トータル9アンダーで迎えた15番パー3。右の池を避け、ティショットを左に外したブラッドリーだったが、セカンドで池に入れてしまい痛恨のトリプルボギーを叩いてしまう。
それでも今季の「HPバイロン・ネルソン選手権」でツアー初優勝を挙げた25歳は最後まであきらめず16番、17番で執念の連続バーディ。難易度の高い18番をパーとして最終組を待った。