左ヒザの関節炎に悩まされているデーリーは、これによりメジャー大会を乗用カートで回ることになるが、元々会場のベスページ・ブラックコースは乗用カートを認めていない。
これに関してニック・ファルド(イングランド)は現地メディアに「誠実なプロゴルファーであるということは歩くことも含まれる」としており、大会の公式会見に臨んだタイガー・ウッズ(米国)は、自身が2008年の「全米オープン」で骨折をしながらも戦い抜き、優勝したことを引き合いに出し、「ボクは骨が折れても歩いたけど…」と述べるにとどめたが、大きな波紋を呼んでいるのは間違いないなさそうだ。
普段持ち込まれない乗用カートがどこまで入ることができるかなどは、大会側とデーリーの話し合いで決まるという。