時折り小雨が降る中、初めてのDAPに夢中で挑み、参加者がいなかった2つのカテゴリーを除く6カテゴリーの優勝者6名が習志野への切符を手に入れた。
DAPの主旨に賛同し、損得勘定抜きで、予選会場の1つに名乗りを上げた北谷津ゴルフガーデンの土屋大陸社長は「ポイント制で競うDAPがなかなかイメージできなかったが、いざ実施してみたら、子どもたちは真剣に楽しんでやっていた。その顔を見ることができた」と、うれしそうに語ってくれた。
■DAPの面白さ、「学べる」楽しさ
ストロークプレーで良いスコアを出すことができるゴルファーが、必ずしも上位になるとは限らないところが、DAPの最大の特徴であり、面白さでもある。
大柄で飛距離が出るゴルファーは「D」部門では大きなポイントを得ることができるが、「A」部門や「P」部門で小柄なショートヒッターがもっと大きなポイントを稼ぎ、逆転勝利する道も開けている。“いわゆるゴルフ”の技量レベルが異なる上級者と初心者が一緒に戦うことも可能だ。