D、A、Pそれぞれのフィールドにおいて、「練習=1球」「本番=3球」。腕試しと度胸試しを同時に行なうことができ、総合力と精神力が試される。その戦いを通して、1打の重みを体感することもできる。
そして、ドライバーで失敗してもショートゲームでカバーできることを実感し、1つのミスに一喜一憂しない気持ちの切り替えを学ぶこともできる。
ところで、北谷津ゴルフガーデンの予選会場には、千葉黎明高校ゴルフ部の部員たちが運営のアシストに駆けつけ、各フィールドの計測を手伝う姿が見られた。
同ゴルフ部は男子が東関東大会で優勝するなどの実績を誇るゴルフ強豪校だが、長谷川夢希監督は「自分たちではなくジュニアたちが選手という会場で、お手伝いをさせていただくのは、部員たちにとって初めての体験。とても勉強になります」。
ジュニアゴルファーがプレショット・ルーティンをしっかり守り、自分のペース、自分の流儀で、臆することなく堂々とDAPに挑む姿を眺めていると、観戦する大人たちも「参考になる」「いい勉強になる」といった声を上げる。